私の日本の歌2

前回は、高校生になった頃までを書きました。中学生の頃は、カレッジフォーク、グループサウンズ、アングラフォークとそれまでの流行歌とは違ったジャンルが生まれていました。
特に、アングラフォークは、当時の学生運動い影響され、反体制、反戦を主題にしたもので、大手レコード会社からでの発売はなされませんでした。ただ、その頃流行した深夜放送では大きく取り上げられていました。
私は、地方住まいのため東京や大阪での状況は、テレビのニュースや深夜放送からしか得られませんでしたが、熱いものは感じました。
反体制、学生運動、反戦運動、ラブ&ピース、ヒッピー、サイケデリック、ドラッグ、精神世界、UFOなどこの前後に、ありとあらゆるものが世界中に広げられました。
米国では、ベトナム戦争に対してのフォークソングの反戦歌から、ボブ・ディランがフォークロックへと転進しました。
それまで、ただカッコイイ音楽のロックンロールが、深く自分を見つめる音楽に変わったのです。
日本でも、フォークの神様と呼ばれた岡林さんもはっぴいえんどをバックに「見る前に跳べ」と言うフォークロックアルバムを発表しました。これまでの価値観を変える音楽が生まれたと思いました。
この頃、音楽で世界を変えると真剣に考えていました。そんなお花畑な世界で、私はずっと長い事生きていました。
これは、音楽を用いた洗脳であったようです。それに気付いたのは、50才の頃でしょうか。洗脳が行なわれたのは、音楽だけに限りません。新聞、映画、ラジオ、テレビにより行われるようになっていたようです。
洗脳された側は、勿論、されていることには気付きません。その結果が、今現れているのでしょう。

SORA's Ownd

気づいた事を時々書きます。

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