NHKで井上陽水さんの特集をしてました。陽水さんは、とてもお洒落なんですね。5人の方が陽水さんについて語っていました。ユーミンさん、玉置浩二さん、宇多田ヒカルさん、奥田民生さん、リリー・フランキーさんが陽水さんとの出会いとか活動を話されました。
活動歴は長いのでもっと多くの方との関係はあるのでしょうが、仲々お面白い人選でした。
ユーミンさんは、女陽水とか言われた様ですが、ユ―ミンさんが、当時について、「貧しくて生きるのが精一杯の時代から、ゆとりが出来た時に二人とも世に出て来たので似ている」といわれていました。
私はあまり考えた事はありませんが確かにその通りです。
ただ陽水さんは、アングラフォークと呼ばれた頃から注目されていましたし、私の中では、そちら側に分類していました。
1972年にユーミンがデビューし、この時、バックが、キャラメルママ?のメンバーだったと思います。
ニューミュージックとか、中産階級の音楽とか言われていましたが、たしかにそれ迄の貧乏っぽい音楽とは異っていました。
その頃陽水さんは、72年に「断絶」で再デビューします。これは、まだメッセージ性が強くあったと思いますが、次の「氷の世界」では、100万枚の大ヒット。
私はあまり熱心なファンではありませんでした。今あらためて聞くと、陽水さんの本質は、この頃から変っていないという事が分りました。
陽水さんは、とてもお洒落なんですね。「リバーサイドホテル」で、その事に気付きましたが、あまり開き込みませんでした。
彼の曲は、ヒットしていましたから、良くテレビや、ラジオで流れていましたから。
そして、昨日の番組を見ながら、知らない曲も含めて、歌詞を見るととんでもなく凄い言葉が並んでいるのにビックリしました。
これは、奥田さんが、実におもしろい事をいっていました。「何でも歌にしてしまう人」たそうで、「アジアの純心」の制作時の話をしていました。
言葉にたいするセンスは凄いです。最後に流れた「結詞」はとても綺麗な日本語の五、七調で書かれていました。
ずっと探していた日本の歌の一つがここにありました。
という事で、これから、またユーチューブの旅が続きそうです。
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