途中から身始めました。
いつも、見るぞと言うより、チャンネルを動かしてたまたまヒットという感じ。
今日は、井上陽水さんでした。いつもながらの軽妙なお話ぶりでとても楽しい方です。
実は、彼が最初にブレイクした頃は、あまり良く分からなかったのです。
それがリバーサイド・ホテルあたりからすごくおっしゃれな歌作りをする人だと思うようになりました。多分初期の曲は、何か重い歌が多かった気がします。学生運動か活発で、歌に社会性が求められていた時代です。
個人的な歌だと言われてますが、「傘が無い」「永の世界」にしろ当時の重苦しい空気感を表わしていると思います。
その頃私は、はっぴいえんどや、ウェストコースト系の音楽を聞いていましたから、井上さんの世界にはどっぷりとは、浸らなかったのです。
何故かと考えると、陽水さんの初期の曲は、妙に悲しいのです。それが、軽妙でお洒落な曲がヒットする様になりました。もともと陽水さんの音楽の本質は、こんな世界だったのでしょう。
今回は、オルケスタ・デラ・ルスをバックにサルサで、宇多田ヒカルさんのSAKURAドロップスとビートルズのI willでした。
とちらも、サルサに変化して、明るく健康的な曲になっていました。この陽水さんのセンスは、さすがで大人の世界を楽しませてくれました。
カバーズという番組の面白さは、こうした演奏者により元の曲が全く違ったイメージで聞かせてくれる事です。
さて、次は誰が新しい世界を見せてくれるでしょうか?
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