ずっと考えている事
朝の散歩中につらつらとコロナ肺炎で入院してからのことを考えていました。
ICUの中での記憶。
意織が戻ってからも声が出なくて体が動かず、現実と夢とが入り混った時を過ごし、ようやく意識が少し安定してからも、身はしびれたままで人としては、介助が無ければ生きられない状態が続いていました。
気管切開で空いた穴を塞ぎようやく口から食事がとれるようになり、車椅子での移動から、歩行訓練へと進んでいきました。
その時は、一つ一つのハードルを一生懸命越えているだけでしたが、今思うと少しずつ人間に戻っていくようでした。
いや、この世に産まれて成長することを再度経験した様な気がします。
まだ完全に戻ったわけではありませんが、大分近づいてきています。
一体あの入院コロナの騒ぎは、何だったんでしよう。
普通に考えれば、流行したコロナに罹って肺炎になって死にかけたわけですが、死んでいたらこんな文を書いていられません。
それが、どういう訳か死ぬ事もなくこうしているのです。
私は、生まれ変りという事を経験させていただきました。
身体は、大分しっかりして来たと思いますが、右手と右足に痺れがまだ残っており、急に体制を変えるとバランスを崩し倒れそうになります。
自分の年齢のせいもあるのでしょうが、中々以前の調子にもどりません。
それに頭の反応も時間がかかる様になった気がします。
まあ、そんな体験をしたのですからそしは人の為になれればと思っています。
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進みましよう。
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