「今日、誰のために生きる」という本を読みました。
内容は、アフリカのティンガティンガというペンキ絵を見て、突然絵描きなる決心をしそこに学びにいったしょーげんさんの話。
ご存知の方も多いと思いますが、私がショックを受けたのは、彼の絵を描こうとした時の気持ちです。
それまで、どんな名作と呼ばれる絵を見ても感動したことはなかったそうです。
これを聞いてびっくりしました。私もそうだったからです。
名画と呼ばれる物を見ても、綺麗さとかは分かりますが、心が震える様な感動をした事がなかったのです。
それでも、絵が好きだという思いはあり続けまし、美術に関連デザインを職にしました。
退職してからこの本に出会い素直に、「名画には感動しなかったけど、ペンキ画には感動した。」と言われると、自分もそうだと気づいたんです。
絵というと、ダビンチやゴッホなんかが思い浮かびますが、考えてみれば、それらは西洋文明の価値観で名画というだけで、別の価値観からみれば、変わってしまいます。
この「今日、誰のためにいきる?」はその価値観の違いを書いている本です。
僕が、最初に驚いたのは、名作と呼ばれる絵を見ても、自分も感動していないことに気づかされたことです。
では、自分が本当に描こうとする絵をかけるのか?というと、分かりませんが、ただ、好きな絵を描けばいいと思います。
自分の心の中に見えたイメージを書く事ができれば良いと思います。
また、楽しみがふえました。
お楽しみはこれからです。
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