何気にテレビを見ていたら見つけました。
和太鼓は興味あるけど、初音ミクはどうだろうと見はじめて結局最後まで見てしまいました。
初音ミクの音楽は、今風でアニソン風テクノポップ?正直あまりよく分からない分野です。
ただ、以前パヒュームのライブを見たとき、AIとの融合の仕方が半端なく凄いと感じたので、初音ミクはどんな感じだろうという感じで見ていました。
初音ミクは、パヒュームに比べ、普通の人間と同じように表現されていました。
動作は、とてもリアルでこれはどう作っているのかと考えていたら、途中で製作風景があり、モーションキャプチャーでやっていることがわかりました。
事前に作り込んで、バンドと一体化させているわけです。そこに、今回は,KODOが加わっているわけです。
なんとなくわかりました。
KODOは、和太鼓のグループで積極的に他のジャンルと共演しているようです。
伝統楽器を使った、今の音楽ですね。構成が単純だからこその面白さ。
音の圧力、撥を振る肉体の迫力とかが魅力です。
坂東玉三郎とのKODOの共演が挿入されましたが、これも新しい試みで面白かったです。
ミクとの共演では、KODOのプロデューサー?が「KODOの音楽と日本の音楽が和太鼓をきっかけとした新しい音楽を作る触媒」という表現をされていました。
そうかもしれません。
私が気に入ったのは、南部牛追歌です。
唄、琴、横笛、ミク唄浴衣と踊りで構成された、静かな曲でとても美しい曲でした。
これまでのアニソンテクノポップではなく、日本的な美しい曲でした。
ヨーロッパ公演は、フランス、ドイツ、イギリス それぞれ好評だったようです。
ヨーロッパ公演の反応で、ミクのファンの評価は「カワイイ」「優しい」というものでした。
当たり前かもしれませんが、これが肝かもしれません。
最近、ロックを聴くと、どれも破壊的です。
そうではなく、世界が好ましい方向に進むためには、日本的であるこの可愛さが必要だと思いました。
そしてそれが求められているのではないでしょうか。
頑張れ日本🇯🇵
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