世界観が違って

どうしてこんなに違ってしまったのかと思うほど、世界観が違っていることに気付きました。
高校の同級生ですが、当時からとても演劇や音楽や文學が好きで、それも前衛的で特殊なものが、好きな人でした。
人柄は優しくて、でも正義感がとても強い人でした。
私たちが中学生の頃、学生運動が激しい時で、様々な反体制的な文化活動が活発化した時代です。
私たちの世代は、テレビが普及し始めた頃で、テレビを使ったマスコミによる洗脳が、始められた頃でした。
真っ先に染められた世代です。
世の中全体が左翼思想に染められた頃です。
反体制を叫ぶことが、カッコよかった時代です。
でも、それを仕掛けたのは誰だったんでしょう。
ようやく、色々な事が表に出てきて、明らかになりましたが、当時は体制側が全てが悪いと、信じこまされていました。
かく言う私も、そのうちの一人です。
大衆音楽もまた洗脳の道具となっていたようです。
フォークソンク、反戦歌、ロックと学生運動や社会体制批判をする音楽が、流行り始めました。
それが、カッコいいとファッションとして若い人の間に広まりました。
それが、明らかになったのは、「いちご白書をもう一度」が流行って、ユーミンが流行り、チューサンカイキュウ」と言う言葉がでできた頃です。
そしてバブル。
反戦や体制批判はあっという間に無くなりました。
私は、「いちご白書」よろしく企業に就職し、世の中の流れに乗り世界の流れに流されてここまできましたが、彼は高校時代の世界を深めて今に至っているようです。
Xのポストを拝見していると、彼の世界観に共鳴する人も見えます。
とても純粋で自分にとことん拘った世界にたどり着いた様で素敵な生き方をされています。
なかなか、会えない方ですが、また会ってお話ししたいものです。
これも、素晴らしい出会いでした。

SORA's Ownd

気づいた事を時々書きます。

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