すずめの戸締り戸締りから

ブルーローズさんが、推薦していた新海誠監督のアニメ。
前にも見た事がある様な気がするが、地上波初登場だから見てないか。
廃墟の扉のイメージしかないけど、今回は最初からしっかり見ました。
常世、現世の境界が一枚の扉で仕切られる。 
その扉は、その場所にあり、その場所では時間を越える。
そこからミミズが現世に現れ暴れ出す。
ミミズが現世撫でてこないよ常世に押し返し鍵をかける仕事。
何の前知識なく見ていたら、東日本大地震の話がベースになっていることに気がつきました。
深読みはできないけれど、素晴らしいアニメだと思います。
私が気になったのは、草太が要石になる時の言葉。
「遠ざかっていく、体が消える、心が消える。」
心が消えるとは、意識が消えること。
もし、そんな事になったらとても悲しい。あくまで、物語としての言葉でも辛いです。
そして、常世の夜空に浮かぶ銀河の景色。赤紫から濃紺の夜空が、とてもリアルでした。
まるで見た事がある景色。
時間の無い世界。
音のない世界。
無でありながら温かい世界。
常世は、現世ては見えない。
このアニメを今見るのは何かのシンクロか?
いよいよ何か動き出しますね。

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