今朝は頭の中で、シンディー・ローパーの曲が流れてます。古い曲ですがとても好きな曲です。
タイトルは、All through the night。
この前、YouTubeで2019年の東京ライブを見ていたせいですかね。
当たり前ですが、彼女はだいぶ歳とってました。
最初は、声が出てなくて心配でしたが、だんだん調子も、上がっていきました。
ところで、彼女は日本が大好きな人の様です。
東日本大震災の時、多くの外国人が日本から逃げ出しました。
放射能で住めなくなるとか、地震がまたくるとか言われてましたから。
そんな中、彼女は日本に残ってツアーを続けたんですね。
彼女の心の優しさがとても伝わって来ました。
彼女の歌は初期の頃?のトゥルー・カラーズ、タイム・アフター・タイムなんかが私は大好きですが、このオール・スルー・ザ・ナイトも名曲ですね。
私は阪神大震災の時、仕事の応援で神戸に単身赴任してましたが、宿泊していた池田市から神戸への通勤電車の中で、よくシンディのベストアルバムを開いていました。
トゥルー・カラーズを聞いたとき、あまりの優しさに涙が溢れました。
その時の神戸の街は、悲しい気持ちが溢れていました。
毎日、私は一人でそこに向かい、一人で単身寮に帰る毎日でした。
彼女の曲は、悲しみにシンクロした私の心を優しく包んで癒してくれました。
一年の間でしたが、貴重な時をシンディと一緒に過ごしたわけです。
さて、2019年のライブは、段の上のスクリーンにシルエットでの登場と、上いながら階段を降りるという始まりでした。
とてもシプルなステージ構成てす。
今のライブは、すごく派手なものが多くそれに対して、このステージは彼女らしくて素敵でした。
この神戸震災は、私の人生の一つの転換点でした。
三ノ宮の改札を出た途端、悲しい感覚がやってきました。
夜眠るとき、夜空にたくさんのUFOが浮かんでいる夢をなん度も見ました。
また、後で変性意識と言うのを知りましたが、ウトウトした時に、自分の意識が体を離れチューブの中を凄い勢いで移動する経験も何度もしました。
神戸で学んだ事は、本当に沢山ありましたが、そのおかげで、今の私があると思ってます。
という事で、神戸は117。この後911や311と続きます。
最近は、111ですか。
そろそろ、こんな数字で、辛い事件は見たく無いですね。
新しい楽しい世界になっています。
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