近所に、いつも行くコーヒー豆屋さんがあります。
代替わりしても懇意にしてもらい、時々お話をしています。
良くするのは、音楽の話です。
最近気がついたのは、マスターの好きな音楽が、私の好きな音楽と大分重ってそうだという事。
あるとき、ジェームス・テイラーのウォーキングマンがお店で流れてました。
聞くと好きな曲だと言うので、その当時の音楽の話とかを話しました。
以前は、日本の音楽の話をしていましたが、今の音楽の話が中心で、私の方が色々教えてもらっていました。
その頃から、アコ―スティックでナチュラルなものが好きだと分っていましたし、お店の雰囲気と良く合う音楽が流れていました。
で、今回は、最近私が車で聞いている「フリートウッドマック」の「ルーマーズ」を聞いてもらったら、おおいにはまった様でした。
このアルバムは1977年のもので、当時世界的に大ヒットしたものでした。
それまでのブルース路線からポップでトラディショナルな要素をフェーチャーした路線変更と、スティービー・ニックスのルックスが評判だったと思います。
私の聞く音楽は、その後、ワールードミュージック、アイリッシュトラッド等へ変化していきました。
多分世界の音楽の流れがそうなっていたようです。
私の記憶ですので間違ってたらごめんなさい。
この「ルーマーズ」は、そそうした動きの中でも突出したものだと思います。
コービー豆屋さんで昨日も流れてました。
そしてこの時、お、店の雰囲気や、音来の選択といった彼のセンスの良さを見ると何か、「風の時代」の若者と呼ぶことが相応しい様に思えました。
軽く自分のやりたい事を見つけてすすんでいく様子を見るとそんな気がします。
それは、最近の色々なデザインを見ても感じる事です。
「土の時代」のデザインって権威的で理屈ぽくって大げさで見事に変わって来ている様です。
軽やかな「風の時代」は、やっぱり始まってますね。
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