画家 吉田博 風景版画に込めた思い

Eテレで再放送しています。美術を学んだものですが彼の名前は、最近まで知りませんでした。
この番組は生誕140年を記念しての番組でした。水彩画から始まっていましたがとても素敵な絵です。
日本より米国で評価されていたようです。風景がほとんどですが、デッサン力は高く、とても写実的であります。
それでいて何か抽象的でもあります。アメリカのワイエスと同じような印象を受けます。
木版画は49歳から始めたそうですが新しい浮世絵を生み出そうとしたようです。自分で彫りから刷りまで行ったようで技術的な解説も番組ではされました。
墨版を何回も重ねて絵に深みを出す手法はとても凄いですね。
こうした画家さんは、まだまだ多くいるのでしょうか?

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