ボブ・ディランの特集から


ボブ・ディランがノーベル賞を取ってから、テレビでは特集が続きました。昔、音楽が好きだった私にはとても気になる番組で、NHKで放送されたものは大体見たと思います。
内容は彼のデビューから主だった曲を並べたものでありました。有名な曲がほとんどで、それなりに楽しめたが直近の状況はあまり分かりませんでし
彼のデビュー当時は体制批判が世の中の趨勢であり、プロテストフォークソングの旗手として祭り上げられた。しかし、次第に内省的になり、ロックと融合しました。
ビートルズと共に、ロックは体制を皮肉る音楽でありそれがカッコイイ事でありました。
時間は流れディランはノーベル賞に選ばれた。批判してきた権威により評価され微妙な立ち位置となったディランは受賞式には出ない声明を出していました。
最近の気になるもう一つの出来事はトランプの大統領選勝利です。発言はとても激しいものの様に報道されましたが、実際は違っていた様ですね。
ポイントは左翼から右翼への揺り戻出てしまい空洞化しです。富める米国の象徴であった中産階級が今や消失してしまったという現実です。何故そうなったか?
米国を始めとする巨大企業がグローバル化を推めた為に米国の工場は、中国などの海外に出ることで空洞化してしまいました。企業自体は莫大な利益を上げますが、製造業等はその影響を受け、中産階級と呼ばれる人達はすでに消えてしまいました。
トランプを支持したのは、こうした下層へ追いやられた人達です。
一方ヒラリーを応援しているのは、進歩的と呼ばれる人達です。市民活動化、リベラリつスト、グローバリスト、人権団体等です。彼らは、トランプを差別主義者と呼びます。
トランプ氏は、自国で苦しい生活をしている人達に応える事を打ち出していました。現実主義者です。
一方のヒラリー氏は、理想主義です。甘い言葉を並べますが、甘い汁を吸えるのは一部の特権者だけです、
それが、米国では現実的な方向にシフトしたわけです。
日本も同じです。左翼は理想論どころかどこかの国の手先のような売国的な活動をしています。企業もノウハウを取られすっかり沈んでしまいました。
そろそろ、現実を見据えきちんとした日本を取り戻さなければなりませんね。

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